ゲームのサントラを買うのはRAY STORMが初めてだった

今まで生きてきた中で影響を受けたゲーム、衝撃を受けたゲームというのはいくつかありますが個人的に中でもナンバーワンなのがTAITOが1996年にリリースした縦スクロールシューティングの『RAY STORM』でした。

スムースに流れる、美しく作り込まれた3D空間の未来都市や宇宙に放り込まれ文字通り光の嵐を掻い潜り、また自ら放つインパクトは凄まじいものがありました。

ゲームとしての出来も流石のTAITOと言うべきもので、シューティング冬の時代にありながら私を含めた多くのゲーマーを魅了し、大量の100円玉をコイン投入口の向こうに奪い去ったものです。

そんなRAY STORMのサウンドトラックをCD屋の棚で見かけた時、気が付いたら今月の小遣いの残りとか考えずにレジに持って行っていたのも道理です。

ゲームに使われているBGMの音楽単体だけ見ても、金を出してもこれっぽちも惜しくない非常に素晴らしいデキでしたからね。

それまではゲーム音楽と言うのはゲームを遊んでさえいれば聴こえるものなのでどれだけいい曲だろうとわざわざ別にお金を出して購入しようとは思いませんでしたが、この作品に出会った事でその考えは完全に改める結果になりました。

まあこの一枚を超える衝撃と思い入れのゲームサントラには今の所出会っていませんが、連コインで無理やりクリアーしたような思い出補正も含めての事ですから個人的な話ですね。

なお、RAY STORMにはOSTの他にアレンジアルバムというのも存在します。

その名も『RAYSTORM NEU TANZ MIX(レイストーム ~ノイ・タンツ・ミックス)』と言い、実は単なるアレンジ盤ではなくこちらもサウンドトラックになっています。

少々ややこしいですが、PS版RAY STORMのゲームモードにエクストラモードというかなりアレンジされたモードがあり、そこで流れるBGMがNEU TANZ MIXになっているのです。

OSTでも相当なボリュームなのにアレンジゲームの為に用意されたサントラも同程度のボリュームでもちろん楽曲それぞれも大満足のクォリティという、よく考えなくても明らかに無茶苦茶な事をTAITOさんのサウンドチーム・ZUNTATAはやらかしてくれていたのです。

現在これらのサントラを新品で入手することは困難を極めますが、それでも機会があったらゲームともども手に取ってほしい2枚のCDです。